心の版画家”高橋幸子作「逗子メルヘン八景」
カレンダー2010の発売にあたって
私達逗子文化の会は、今年も逗子ゆか りのカレンダーを制作し、発売することとなりました。 今年は、逗子に生まれ、逗子に育った“心の版画家”高橋幸子さんの作品「逗子メルヘン八景」を使わせていただきました。
これは、逗子八景
・山野根の夜雨(表紙)
・披露山の暮雪(1月・2月)
・お猿畠の晴嵐(3月・4月)
・池子の晩鐘(5月・6月)
・小坪の帰帆(7月・8月)
・沼間の落雁(9月・10月)
・延命寺の秋月(11月・12月)
・田越川の夕照(説明書)
と、昔からこの地に語り継がれてきた民話を組み合わせ、作者独特の優しくユーモラスな世界を描いたものです。 逗子の美しい景色が、そして面白い民話が、次代に受け継がれていくことを、私達は願って止みません。 最後に、参考までに、カレンダーの画材となった逗子の代表的民話三つを紹介しておきます。
[逗子図書館所蔵(文:逗子教育研究会調査部)]
●「お夏ぎつねと孫三郎ぎつね」
●「かっぱまつ」
●「大蛇たいじ」
(文責・お問い合わせ:専務理事 及川洋一)
○価格 1500円
○問い合わせ先
逗子市新宿2-2-41 TEL 046(872)0297 及川洋一
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「懐かしの逗子葉山」景観カレンダー発売に当たって
私達「逗子文化の会」(NPO法人「逗子の文化をつなぎ、広め、深める 会」の略称)は、この度、来年2009年の「懐かしの逗子葉山」景観カレンダー(卓上用)を制作し、発売することとなりました。
景観のスケッチ画を描いた建築家永橋爲成さんは、本業のかたわら永年に渡り、旅をした国内の風物や、花、果物などの静物を、多数描いてきました。その 中にある逗子葉山の景観スケッチ十数枚の内、6枚を選んでこのカレンダーにいたしました。
建築家 永橋爲成氏
私達「逗子文化の会」は、出来て間もない会ですが、文化に関わる色々な活動を通じて、逗子の文化を更に豊かなものにしたいと考えています。活動の一つとし て、自然風土と合い舞った美しい景観の保全、いや保全に留まらず新しい景観形成に寄与する運動を行なっています。半世紀程前の逗子には、風土や歴史と融け あった景観が、マチのここかしこに見受けられました。年々歳々それは破壊され、現状の有様です。この体たらくに歯止めをかけ、少しでも美しい逗子を取り戻 したいものです。
逗子に生まれ育った永橋さんのスケッチ画には、ふるさとへの熱い想いが滲み出ています。崩れ行く逗子の景観への憂いも感じられ、次代に警鐘を鳴らしてい るようでもあります。それは、私達の会の想いとも軌を一にする処であり、私達の進むべき方向を、語らずにして、絵で示してくれています。
“逗子の自然風土が壊されていくのを嘆く人々”“地域の景観を大切に育んでいこうとする人々”“景観と相俟って、歴史的建造物の保全、活用に努める人 々”。皆、心の底に流れる想いは共通しています。逗子を愛するということです。私達の想いが、このカレンダーを通じて、少しでも市民の皆様に伝われば幸いです。
なお、このカレンダーは、上記の様な想いで作りましたので、「懐かしの逗子葉山」のスケッチ画を中心にしており、カレンダー部分(月/日/曜日)は小さ く扱っています。目の悪い方など、実用に供しない場合があります。ご容赦の程、よろしくお願い申し上げます。
平成20年10月25日 逗子文化の会 専務理事 及川洋一
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○価格 500円
○問い合わせ先
逗子市新宿2-2-41 ☎046(872)0297 及川洋一
○見本
逗子観光協会においてあります。・・・逗子市役所3階
○販売
ワインショップ a day
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